上司の甘い復讐
真っ赤になって俯く私に、
「だから翔太!
彼女に向かってそんな態度取らないの!!
だから誤解されるのよ?」
麻理子さんの声が聞こえる。
もしかして麻理子さんは、翔太さんが本当はすごく優しいことを知らないのかな、なんて思ってしまった。
そして、帰りの新幹線は二人の変な気遣いにより、翔太さんと一緒に座ったが……話す間もなく眠りに落ちる私。
そのまま爆睡し、起こされた時には東京に着いていた。
こうして、京都への弾丸出張は幕を閉じた。
この出張で、翔太さんと私の関係は明るみに出た。
大倉は翔太さんと同じく変態だという、いらない話を伴って。