上司の甘い復讐



手を繋ぎながら、ゆっくり歩く。

そして思っていることを、とうとう告げた。


「職場に知られちゃったね」


翔太さんは前を見たまま頷く。


「飛ばされるのかな、私」


そう告げながらもちくっとした。

飛ばされる?

冗談じゃない。

せっかく気持ちが通じ合ったのに、もう引き裂かれるだなんて。


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