上司の甘い復讐





八つ当たりのように、一番高いメロンジュースを頼んでやった。

それとともに、メロンゼリーまで。

渋い顔でそれを飲んだが、予想以上に甘くてクリーミーで美味しかった。

予想外のいい出来事ににやけてしまう私。

こんな私の前には、同じくオレンジジュースを飲むハゲ崎。

ハゲ崎は私と話したくもないらしく、スマホを触っている。

ゲームでもしているのだろうか。

だけど、ハゲ崎と話さなくてもいいと思うとホッとする。



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