上司の甘い復讐
もし、私が大倉瑞希だとハゲ崎にバレたら、ハゲ崎は激怒するだろう。
今まで以上に当たりがキツくなるに違いない。
少なくとも今バレる時ではない。
……もう少し、ミキでいさせてほしい。
こんな私は、
「しかもハゲ崎の彼女、超可愛いじゃん!」
圭介のゾッとするような言葉ではっと我に返った。
そして思わず顔を上げてしまい、圭介と視線がぶつかる。
まずい……バレる……!!
今までのドキドキとは別の、嫌なドキドキが私を襲う。
ハゲ崎を弄んだ天罰が、ここで下るんだろう。
だが……
「僕、超好みかも!」
なんと圭介は全然気付かないのだ。
ハゲ崎も圭介も、二人揃って大馬鹿なの!?