上司の甘い復讐



不覚にもハゲ崎にピンク色に染められ、ドキドキしてしまった私。

こんな私を正気に戻す新たな声が聞こえた。



「あれ?ハゲ崎、彼女いたの?」


その声の主は、なんとこの前展示会で会ったばかりの圭介だったのだ。


圭介、なんでこんな所にいるの!?

そして、ハゲ崎のことをハゲ崎って呼ぶの!?


愚かな圭介は続ける。


「彼女がいるのに瑞希に手ぇ出すの、やめてよ」



いや、複数の女に手ぇ出すの、あんただろうが!

そして、私が大倉瑞希だとバラされるのが怖くて、ハゲ崎の後ろにそっと隠れて俯く。



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