上司の甘い復讐
思考が無限ループを繰り返す私に、
「ミキちゃん、この人どう思う?」
ハゲ崎が聞く。
だから私は言っていた。
「最低だと思う」
最低だから、今後一切私の前に現れないでいて欲しい。
ハゲ崎と私の時間を邪魔しないでいて欲しい。
なんてまた、私は何を考えているんだろう。
「行こ、ミキちゃん」
ハゲ崎は私の背中に手を回す。
ハゲ崎に触れらると、不覚にもどきんとする。
ハゲ崎にもっと触れられたいと思ってしまう。
認めたくないけど私……ハゲ崎に惹かれているんだろう。