上司の甘い復讐



「もぉー。

瑞希、めちゃくちゃで訳分かんないや」


美帆がそんなことを言うから、私は不貞腐れた顔で立ち上がった。

そして何気なく前方を見た私は、


「げっ、ハゲ崎!!」


思わず大声を出してしまった。

だってハゲ崎が、美人で有名な先輩早乙女さんと食事をしているから。

ハゲ崎のくせに、早乙女さんに手を出すなんて。


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