完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。
「かい、ちょう……?」
手から伝わってくる熱も。
会長の瞳から伝わってくる熱も。
ぜんぶ……簡単にわたしをドキドキさせてくる。
「最後に……百葉ちゃん目つぶって」
「えっ、こう……ですか?」
ギュッと目を閉じると。
耳の上のあたりに、会長の指が触れてるのがわかって。
優しく髪に触れられて、何かがキュッと留まったような。
「ん、できた。思った通り可愛いね」
「……?」
サイドの髪にそっと触れると。
「えっと、これは……」
戸惑ってると、会長がいきなりスマホをこっちに向けて、パシャッと音がした。
「ほら、可愛いでしょ?」