愛されていないはずの婚約者に「貴方に愛されることなど望んでいませんわ」と申し上げたら溺愛されました
放課後の勉強会
放課後、リア・セルナードに勉強を教えるため、私は図書館に向かった。

「セレア様!」

私を見つけ、嬉しそうに駆け寄ってくるリア・セルナードは女性の私でも可愛らしいと思うほど愛嬌があった。

「リア様、まずは歴史からお教えしたいのですがよろしいですか?」

殿下の婚約者になるには、まずこの国の歴史を学んでいる必要がある。

「はい!セレア様に教えて頂けるなんて光栄です!」

純粋な眼差しで私を見つめてくれるリア様に、ノア様がリア様を好く理由が分かった気がした。

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