愛されていないはずの婚約者に「貴方に愛されることなど望んでいませんわ」と申し上げたら溺愛されました
しかし、どの作戦を決行するにしろ一番大事なことは、ノア様が私に少しの未練もないことが大切である。

もっと言えば、嫌われる位が丁度良いだろう。

「セレア、何かあったのなら教えて欲しい」

ノア様が私のことを射抜く様な視線で見つめている。

「何もございませんわ。ただ、私は別にノア様を愛していないということです。それは、ノア様も同じで御座いましょう?」

「何を言っている…!」
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