雪降る夜はあなたに会いたい 【下】


「創介さんがいたから、私、いろんなこと乗り越えられた。赤ちゃんのことも……二人で乗り越えたよね。ありがとう」
「いろんな人に助けられもしたな」

雪野が俺の胸に頬を寄せる――。

「グ……」
「ん?」

何の音だ?

「ごめんなさい。お腹が鳴っちゃった……」

雪野のくぐもった声がした。

「腹減ったか? そうか。そうだよな。夕飯も食べずに抱き合ってたもんな」
「なんだか、恥ずかしい」

その、何もかもが可愛い。雪野の額に自分の額を合わせ、笑う。

「俺には、可愛いよ」
「もう、いいです。どうせ、私の恥ずかしい姿、創介さんには全部見られているんだから」

雪野も笑って、二人で笑い合う。

これから先も、
俺の隣には愛しい人がいる――。




【『2、旦那様は心配でたまらない』終わり】


……ということで。
二人のラブシーンを描くのもこれで終わりだと思ったら、もう二人のイチャコラは飽き飽きだと思われているだろうと薄々感じつつ、心残りなきよう書かせていただきました(苦笑)

創介の雪野への愛が伝わったら嬉しいです^^;


これにてとりあえず、完全完結となります。
ここまでお付き合いくださった皆様、ありがとうございます!
コメント、レビュー、『いいね』にひとこと感想をくださった方、そしてお読みいただいたすべての方に感謝しております。

ありがとうございました。





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