3121号室の狼〜孤高な冷徹御曹司の愛に溺れるまで〜
……。
………。
“___ねえ、楓。
愛しい我が子。
私はこれまで人生波瀾万丈だったけど、あなたが産まれてからは一気にそれが覆されたの。
あなたは私に幸せを与えてくれた神様の贈り物。
その名前の通り、これからも様々なあなたの色を沢山人に見せてあげてね。
そうすれば、自ずと愛されてくるから。
だから、どうか、あなたも幸せになって。
それが、私の全人生を掛けた願いだから___”