3121号室の狼〜孤高な冷徹御曹司の愛に溺れるまで〜




……。



………。





“___ねえ、楓。



愛しい我が子。


私はこれまで人生波瀾万丈だったけど、あなたが産まれてからは一気にそれが覆されたの。


あなたは私に幸せを与えてくれた神様の贈り物。


その名前の通り、これからも様々なあなたの色を沢山人に見せてあげてね。


そうすれば、自ずと愛されてくるから。


だから、どうか、あなたも幸せになって。


それが、私の全人生を掛けた願いだから___”


< 172 / 327 >

この作品をシェア

pagetop