【電子書籍・コミカライズ決定】イケオジ王弟殿下との白い結婚〜君を愛するつもりはないと言われましたが、なぜか旦那様は過保護に溺愛してきます〜
ジェラルド様は、かつて王子様で今は王弟殿下だ。料理なんてできるはずがないと、勝手に思っていた。
そんな私の驚きに気が付いていないのか、トレーをテーブルに置いたジェラルド様は、微笑んで私の元に歩み寄る。
「よく眠れたか?」
「ええ、見ての通りぐっすり……。あの、ジェラルド様」
いろいろ聞きたいことがあるけれど、もちろん一番気になるのは、ジェラルド様のお体のことだ。
「ステラ?」
「お体は……」
「心配してくれるのか。可愛いな?」
「ご、誤魔化さないでください!! 昨日だってあんなふうに!!」
自分のことを大事にしてほしいと、つい声を荒らげてしまった私の足元が急に浮かび上がる。
「ひゃっ!?」