【電子書籍・コミカライズ決定】イケオジ王弟殿下との白い結婚〜君を愛するつもりはないと言われましたが、なぜか旦那様は過保護に溺愛してきます〜
「叔父上!? 何をなさるのですか!」
「……何をだと? 王族の配偶者に選ばれた淑女が、婚約破棄をされた先もわからぬ愚か者が」
「いくら叔父上といえ、王太子である私に不敬が過ぎます!」
──王太子の地位?
「は? いまだ、王太子の地位が自分にあると思っているのか? ……痴れ者が」
……この瞬間から、私は自分の持つ全ての力を持ってその地位から引きずり落とすだろう。
この命をかけてそれを成し遂げられなかったのなら、精霊の怒りによりこの国が滅ぶだけの話だ。
滅んでしまった国には、王太子など存在しないのだから……。
王太子を利用して、自分の派閥の力を強めようとしていたのだろう。
向けられるのは、好奇や困惑の視線ばかりではない。
だが、ここまで生きてきて培った全ての権力、人脈、そして精霊の力、全てを使ってステラを守ってみせる。