a Piece of Cake.
それはそうか……と苦笑する。わたしだって休みなんだから。
じゃあ他の甘いものでも買いに行こうかな、と窓の貼り紙から目を逸らすのと同時に後ろに人がいることに気付いた。
ぽん、と肩を叩かれる。
振り向いた。ふに、と指で頬を刺される。
「今日は休みです」
「……今知った」
「依理須さん、どうして着拒したんですか」
う、と声が漏れる。ひんやりした瞳で聡現くんは立っていた。
ばれてるとは思わなかった。
だって、電話かかってきたら出ちゃう自分がいるから。
「俺、なんかしました?」
首を少しだけ傾げて、悲しげな顔をしている。