夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!
「あ、あの…」

「何?」

「え?えっと、美男子隊は、その…どうして解散したのかなぁ?…なぁんて。」

気分を悪くされないように、私は出来る限り、明るい笑顔をしながら訊ねてみた。
たっくんは、一瞬黙りこみ…



「……いろいろあったんだよ。」

暗くて小さな声…
まずい!気分を悪くしたみたいだ。



「そ、そうですよね。解散するくらいですもん、いろいろありますよねぇ。」

私はさっき以上にヘラヘラと笑った。
こんな時は笑って誤魔化すしかない。
たっくんは、黙ったまま、食事を再開した。
わぁ、いやだ。
絶対、怒ってる。
なんとかしなきゃ、なんとか…



「え、えっと、次もグループですか?
それともソロ?」

「……ソロに決まってるじゃないか。」

「そ、そうですよね。
ソロが良いですよね。
最近はグループばかりだから、ソロのアイドルは目立つかもしれませんね。」

「は?なんでこんな年になってアイドルなんかやるんだよ。」

「え、えぇ~…そ、そうなんだ。
そ、そ、そりゃ、そうですよね。」

とは言ったものの…
えーっ!たっくん、アイドルじゃなかったら、何するのよ。
年齢が関係ないっていったら…



(えっ!?)



もしかして、お笑い芸人?
たっくん、芸人になるんだろうか?
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