夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!
とはいえ、私とたっくんの間に進展は無い。
いや、そもそも、たっくんに「好きだ」とは言われてないし、私も告白はしてない。
でも、私がたっくんのファンだってことはすでに話したから、告白したようなもんだよね?



(それじゃあ、何故…)



って、それはわかってる。
たっくんはまだ私にお世話になってる身だし、まだ芸能界へのカムバックが出来てないから、だから、告白も手出しもしないんだろうね。



(それに、すれ違いだもん…)



仕方ないよね。
でも、週末は、二人で掃除したり、買い物に行ったり、まさに新婚の夫婦みたいにべったりだもん。
今はそれで良いんだ。



「松原さん…?大丈夫?どうかしたの?なんだか鼻の下が伸びてるけど…」

「あ、あ、すみません。」

「わかった!彼氏のこと、考えてたんでしょ!」

「は、はい。」

「まぁ、ご馳走様。
その分じゃ、寿退社も遠くないわね。」



(……寿退社……?
きゃあ~!)



いずれはそうなるよね。
そうなったら、職場の人も呼ばなきゃいけないね。



でも、その頃、たっくんが芸能界に復帰してたら…
かなり派手な結婚式になるよね。
え?もしかして、たっくんの招待客は芸能人ばかり??
それに、テレビで中継したりするのかな?
わぁ、緊張する~!
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