夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!
「じゃ、ふたりでしましょうか。」

「そうだな。」



本当にたっくんは結婚相手としては最高だなぁ。
こんなに優しい旦那様なんて珍しいよね。
家事を手伝って貰えたら、本当に助かるもんね。
でも、気持ちだけで良いんだ。
掃除くらい、私がやるよ。



そういえば、たっくんと結婚したら、私は専業主婦になるのかな?
それとも、仕事を続ける?
仕事はただ生活のために働いてるだけだから、未練は全くないんだ。
でも、たっくんのお給料だけじゃ、やっぱりきついかな?
ここに住んでたら、家賃はかからないけど…
そうだね。しばらくは私も仕事を続けるよ。
そして、たっくんが再び芸能界に戻れるように支えるよ。
あ、YouTubeとかも開設してみようかな?
話題になって、業界の人が見てくれたら、再デビュー出来るかもしれないし。
とにかく、それまでに結婚しとかないと。



雰囲気は良いんだけど、なかなか進展出来ないんだよね。
私から強く出ないといけないのかな?



そんなことを考えているうちにも月日は流れ…



優柔不断で勇気のない私は、まだ最初の一歩が踏み出せないでいた。
気持ちは焦るばかり。



そんなある日のことだった。



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