夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!
「あの…恭子さんのことは本当に好きじゃなかったんですか?
プレゼントやお小遣い目当てで付き合ってたんですか?」

わ!私ったらなんて失礼なことを…



「嫌いでは無かったけど、恋愛感情はなかったなぁ。
プレゼントやお小遣いは、そりゃあ嫌ではなかったけれど、それが目当てってわけではなかったな。
プレゼントは、全国のファンから毎日山のように送られてくるんだ。
売れてからは、事務所の人が適当に処分してて、俺たちは誰から何をもらったかなんて知らなかったくらいだから。
恭子は特に高いものをくれたし、俺が好きなものをくれたから、まぁ、ありがたいといえばありがたかったけど、別にものや金に目が眩んだわけじゃないな。」

「そうなんですか。失礼なことを訊いてしまってごめんなさい。」

「君はけっこうストレートだね。」

「ご、ごめんなさい!」

そうなんだ。
私、気になることはつい訊いてしまうんだよね。
訊いてしまってから、あぁっ!って、焦るんだよね。
でも、たっくんが怒らなくて良かった。
こんな失礼な質問にもまともに答えてくれるあたりが、たっくんは素敵だよね。
やっぱり、たっくんは良い人だなぁ。
それにしても、ファンからのブレゼントは処分って…捨てるってこと??
ちょっとガッカリだなぁ。
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