夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!
「ぷっ!」
恭子さんは突然吹き出し、馬鹿笑いを始めた。
感じ悪い人だねぇ、全く。
私は為す術なく、ただただ、恭子さんの笑いの発作がおさまるのを待っていた。
「あぁ、おかしい。」
しばらく笑い続けた恭子さんは、目尻に流れた涙を拭って息を整えた。
「あのね、良い?達也はそんな人じゃないの。
あいつが興味を持ってるのは金と女だけ。」
「そんなことはありません。
たっくんは真面目で優しい人です。」
「真面目で優しい?
あんたの前では、あいつ、そんなに猫かぶってるんだ?」
「だから…たっくんは本当に良い人なんですってば。
だから、あなたもたっくんと付き合ってたんでしょう?」
恭子さんは、呆れたような顔で私をみつめた。
「私は、あいつの駄目なところをわかった上で好きなんだよ。
癖になるっていうのか、私はもう達也じゃないとだめなんだ。
なんせ高校生の時からの仲だからね。
私の心にも体にも、達也がしみついてるんだ。」
それを聞いた時、なんだか、チクリと胸が傷んだ。
そうだよね…恭子さんは、たっくんとの付き合いが長いんだよね。
それに引き替え、私は当時ただのファンで…私という人間がこの世にいたことさえ、たっくんは知らなかったんだ。
一方通行の恋だったんだよ。
いや、恋とも呼べないね。
恭子さんは突然吹き出し、馬鹿笑いを始めた。
感じ悪い人だねぇ、全く。
私は為す術なく、ただただ、恭子さんの笑いの発作がおさまるのを待っていた。
「あぁ、おかしい。」
しばらく笑い続けた恭子さんは、目尻に流れた涙を拭って息を整えた。
「あのね、良い?達也はそんな人じゃないの。
あいつが興味を持ってるのは金と女だけ。」
「そんなことはありません。
たっくんは真面目で優しい人です。」
「真面目で優しい?
あんたの前では、あいつ、そんなに猫かぶってるんだ?」
「だから…たっくんは本当に良い人なんですってば。
だから、あなたもたっくんと付き合ってたんでしょう?」
恭子さんは、呆れたような顔で私をみつめた。
「私は、あいつの駄目なところをわかった上で好きなんだよ。
癖になるっていうのか、私はもう達也じゃないとだめなんだ。
なんせ高校生の時からの仲だからね。
私の心にも体にも、達也がしみついてるんだ。」
それを聞いた時、なんだか、チクリと胸が傷んだ。
そうだよね…恭子さんは、たっくんとの付き合いが長いんだよね。
それに引き替え、私は当時ただのファンで…私という人間がこの世にいたことさえ、たっくんは知らなかったんだ。
一方通行の恋だったんだよ。
いや、恋とも呼べないね。