夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!




「おかえり。」

「ただいま。」

たっくんはいつもと変わらない様子で私を迎えてくれた。
あぁ、困ったなぁ。



「今、コーヒーをいれるから。」

「あ、ありがとう。」

しばらくすると、たっくんはコーヒーとクッキーを持って来てくれた。



あぁ、どうしよう。
困ったな。



「今日は楽しかった?」

「ええっと、まぁ…
あ、あの、これっ!」

良いアイディアが浮かばなかったから、私は紙袋をたっくんに渡した。



「何?これ…」

「えっと…その、つまり。」



たっくんは、紙袋の中をガサガサと確かめて…



「もしかして、恭子に会った?」



うっ、バレてしまった。
仕方ないよね。
私が買って来たっていうのも、なんか申し訳ないし。



「は、はは。
たっくん、鋭いですね。
なんでわかったんですか?」

「俺が好きだったブランドのものだし、サイズも合ってる。
こんなことが出来るのは、恭子しかいないから。」



がーん。
なんだかショックだな。
プレゼントだけで、恭子さんだとわかるなんて。



「これを渡したいからって呼び出されたのか?
っていうか、LINE教えてたんだ?」

「あ、あの、LINEは教えましたが、やりとりはほとんどしてません。
今日は実は……実は、三人でランチでもどう?って誘われたんですが、たっくん、恭子さんのこと、嫌がってるみたいだったから、言いませんでした。ごめんなさい。」
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