幼馴染みとの契約交際が溺愛必須に変更されました。
こんな時に言うことじゃないけど、と倫之は苦笑いを浮かべる。
胸がいっぱいになって、思わず彼に抱きついた。
「由梨?」
「私も、好きだった」
「えっ」
「気づいたのは、最近だけど……もしかしたら私も、前から好きだったかもしれない。付き合おうって言われた時、全然イヤとか思わなかったし」
そう、倫之に交際を提案された時、意外さに驚きはしたけれど、嫌な気持ちは感じなかった。それはきっと、心のどこかで彼を異性として認めていたから──好きな思いが存在していたからだと思う。
「……ほんとに?」
「うん」
答えると、苦しいくらいの力で抱き返される。
「うわ、マジでどうしよう……いま死んでもいいぐらいに嬉しい」
「ちょ、ちょっと何言って」
「本心だよ。絶対、そういうの無いって半分以上諦めてたから」
ぐうっと、私の中で倫之が興奮して膨れ上がる。
「ん、あっ……おっきい」
「あ、ごめん」
軽く笑った倫之に、ちゅっとキスされる。
「ちょっと、そろそろ限界──動いていい?」