契約妻失格と言った俺様御曹司の溺愛が溢れて満たされました【憧れシンデレラシリーズ】
熱い吐息が楓の首筋にキスを落とし、大きな手が欲しがるように楓の身体をパジャマの上から辿りはじめる。その感覚に楓の身体は、燃え上がる。
「和樹さ……つっ……」
堪えきれずに漏れる吐息が、信じられないほど艶めいて、楓の耳を真っ赤に染めあげていく。そこへも彼はキスを落とす。
「んっん………」
その感覚に楓が夢中になるうちに、いつの間にか外された胸元のボタン。
次はその中に和樹の唇が侵入する。
「つっ……。んっ……!」
漏れ出る声を、抑えることができなかった。このまま、彼に身を任せたい。
すべてを彼に捧げたい……!
——ああ、でも!
『和樹さんが、ホテルでなにをしていたのか知ってる?』
突如として黒柳の言葉が頭に浮かび、楓はハッとして目を開く。
彼の唇と手によって熱くなる身体とは対照的に、心だけが急速に冷えていく。
熱い彼の唇と、切なげに自分を呼ぶ声音。
——でもこれは本当の愛ではない。
それでもいい?と、楓は自分に問いかける。
「和樹さ……つっ……」
堪えきれずに漏れる吐息が、信じられないほど艶めいて、楓の耳を真っ赤に染めあげていく。そこへも彼はキスを落とす。
「んっん………」
その感覚に楓が夢中になるうちに、いつの間にか外された胸元のボタン。
次はその中に和樹の唇が侵入する。
「つっ……。んっ……!」
漏れ出る声を、抑えることができなかった。このまま、彼に身を任せたい。
すべてを彼に捧げたい……!
——ああ、でも!
『和樹さんが、ホテルでなにをしていたのか知ってる?』
突如として黒柳の言葉が頭に浮かび、楓はハッとして目を開く。
彼の唇と手によって熱くなる身体とは対照的に、心だけが急速に冷えていく。
熱い彼の唇と、切なげに自分を呼ぶ声音。
——でもこれは本当の愛ではない。
それでもいい?と、楓は自分に問いかける。