故意な恋~ある執事の日常~


「槇野、叱られるときはあなたも一緒ですからね」

「私を巻きまないでください」

そもそも話し出したのは奥様ですからね。

私はちゃんとお止めしました。

「いいえ、私の口を止められなかったあなたにも責任があります」

「奥様…」

「あの子がこの場にいたあなたを見逃すわけないでしょう」

長年仕えているので分かります。

こうなった奥様は絶対に引きません。
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