冷徹上司の氷の瞳が溶ける夜
episode01
12年ぶりに泣いた夜。
課長が私を見下ろして。
「見なかったことにしてほしい?
それとも――ここにとどまってほしい?」
そう、低く艶のある声で問い掛けた。
それは、私にとって、甘美な悪魔の囁きだった。
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