ハートの中に入らせて。

「んだよっ！お前は！」

「は？だから、うるせーの。とくにお前がな」

「なんだとー？！やるか」

とこわい先輩は男の子に言った。こわい先輩の方が若干身長高いのに美声の綺麗な容姿の男の子は猫のようにきっとした鋭い目を向け、右腕を棚の壁にもたれて立ってる。

こわい先輩は腕をグーにして殴りかかろうとした、すると男の子はスっと交わした。そして、こわい先輩は床へとダイブし、転んだ。

「てめっ！琥珀かよ！し、知ってるぞ！せっかく後輩女子捕まえたのに、どうしてくれんだよ！」

となんだか泣きべそになって、言い放ち、その場からいなくなった。