目が覚めたら憧れの峰崎くんと結婚することになっていました
「あっ、でもバージンロードを歩くには注意が要るかも。試着したときに長い裾を踏んじゃって、すごく歩きにくそうにしてたから」
「えっ、そうなの?」
あれって父親の腕を取ってしずしずと歩いてるイメージだったけど、ドレスの裾を気にしながら歩くものなのかー。
でも、バージンロードを歩いた先に、新郎である峰崎くんが私を待っていてくれるなんて、むふふ……
ん!? ってことは、だよ?
「ち、誓いのキスってするの?」
「……うん、する」
「私、ファーストキスなんだけどー! それをみんなの前でするの!?」
「式場の人が言ってたんだけど、おでことか頬とか、あと手の甲とか、口以外にするカップルもいるんだって。俺たちもそうしようか?」
「で、でも……」