溺愛幼なじみは甘くて強引
ここで問題になってくるのが……。


「ねぇ、南月……そろそろ、服を着ない?」

「へ?」

「さすがに、ちょっと……もろに見てしまうと、本当に襲いかねないから……。

隠してもらえると、助かります……。
主に胸元を」

「ひゃう!?」


そうだった!ホックが外れたままだった!

思えば私、なんていう大胆な事を!なんであんな事になったんだっけ!?


「理央、ごめん!ちょっと後ろを向いててください!っていうか、目をつぶって!」

「わ、分かった!」


けど、手が震えて全然ホックが締まらない。早く早くと焦れば焦るほど、無情にもホックはすれ違う。

そんな私を見かねてか、理央がおずおずと手を上げた。


「ホック……俺で良ければ、つけようか?」
< 245 / 252 >

この作品をシェア

pagetop