恋してはいけないエリート御曹司に、契約外の溺愛で抱き満たされました


「妻になるのだから、このくらい当然のことだろ?」

「そ、そうかもしれませんが……慣れないもので」


 白い外壁の建物の入り口は扉は大きな観音開きの扉。中に入るとすぐのところに自動ドアが一枚あった。


「社長、お疲れ様です。ようこそお越しくださいました」

 入るとすぐ、黒服のスタッフが彰人さんのもとにやってくる。

 彰人さんは「お疲れ様」とスタッフを労う言葉をかけた。


「急な連絡で申し訳ない。対応してもらって助かる」

「とんでもございません。どうぞ、こちらです」


 スタッフに先導され、彰人さんに手を引かれていく。

 案内されたのは天井の高いホールのようなフロアで、そこには紺色のクロスがかけられた丸テーブルが等間隔に並んでいる。席には食事を楽しむ客が数組いた。

 それを見てどうやらここがレストランであるということにやっと気づく。

 スタッフの先導でホールの最奥まで進み、そこにあった外に続く扉が開けられた。

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