恋してはいけないエリート御曹司に、契約外の溺愛で抱き満たされました


「明日のパーティーに着ていくドレスや靴などを手配しておいたんだ。気に入るものがあればいいが、見てみてほしい」

「え、これすべて私のなんですか?」


 そう言われているのに、つい訊き直してしまう。

 彰人さんは私の想像のさらに上を行くから、いつも驚かされてばかりだ。


「ああ。好みのものがあればいいが、俺が里穂子に似合うだろうなと思ったものを用意した」


 彰人さんに「開けてみて」と言われ、端の紙袋から手に取る。紙袋に高級ブランドのロゴが入っているから、緊張で手が震えそうだ。


「では、失礼して……」


 服が箱に詰められているというのも初体験で、どこから開けるのか慎重に見ながらゆっくりと開けていく。


「そんなスピードで開けてたら時間かかるぞ?」


 私の様子を見た彰人さんは、ほんの少し口角を上げて意地悪くそんなことを言う。


「が、頑張ります!」


 スピードアップして並ぶ箱をどんどん開けていく。

 三人掛けのソファーだけでは足りず、ローテーブルやふたり掛けのソファーにまで衣装が並んだ。

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