恋してはいけないエリート御曹司に、契約外の溺愛で抱き満たされました


 和歌山に行った翌週。

 今日は十八時には帰宅すると連絡をくれた彰人さん。間もなく十八時を迎えるという頃、玄関の扉が開いた。


「ただいま」

「おかえりなさい。どっ、どうしたんですか、その荷物!」


 玄関を入ってきた彰人さんが珍しく両手に紙袋をいくつも持っていて、慌てて手を出して受け取る。

 片手に五個以上、箱などが入った大きな紙袋を持っているから、玄関の扉に引っかかりそうだった。


「こんなに大荷物なら、駐車場までお迎えに行きますよ! 知らせてください」

「ありがとう。大丈夫だ。雪島が部屋まで運ぶと言っていたが、断ったんだ。俺から里穂子に届けると」

「そうなんですか……?」


 そんなふうに言われて、この大量の荷物はなんだろうと首をかしげたくなる。


「里穂子、来て」


 結局、私には数個しか紙袋を任せず、自分で大荷物を手にリビングへ入っていった彰人さんは、ソファーにその紙袋たちを並べ置いた。

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