恋してはいけないエリート御曹司に、契約外の溺愛で抱き満たされました


 シングルサイズのベッドには、ブルーパープルの上品な小花柄のシーツがかけられていて目を引く。

 そのそばには少し休むにはちょうどいいサイズのソファーとローテーブルが置かれ、部屋の奥、窓際にはドレッサーも用意されていた。

 雇われの家政婦が使用するには勿体ないほどの設備の部屋だ。

 本当に私が使っていいのだろうかと若干困惑する。

 とにかくお礼を伝えようと、手に持ったままだったスマートフォンに目を落とし、筧さんに【こんな立派な部屋を使っていいのですか? 申し訳ないです。ありがとうございます】と返信した。

 こんなによくしてもらったら、私はそれ以上にしっかりお勤めさせてもらわなければいけない。

 私物を出来たての自室に置き、早速夕食の準備に取り掛かった。

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