俺の愛してる人は超能力者です。
西山 遥香 (にしやま はるか)
×
谷 瞬斗 (たに しゅんと)

この恋は実に不思議なものです。。




「遥香side」

「お誕生日おめでとう!!」
「ありがとう」
孤児院の子達が私の15歳の誕生日をお祝いしてくれる。今日で、私は15歳になったのだ。

私は両親を幼い頃に亡くし、親戚が育ててくれた。
でもその親戚はとある研究者のひとりで、自分の子供じゃないのをいいことに、私を実験台にした。
実験の内容は、異宙にいるとされている「悪魔」と、「雪女」のDNAを私の体に入れ、ハーフを作ることだった。
私は怖くなって、孤児院からその力を使って逃げ出した。

この能力は誰にも知られては行けない。そして緊急時とマスターの指示以外、使っては行けない。

マスターというのはこの孤児院で唯一私のことを知っていて、私を助けてくれた人。
今はこの人の支持に従って能力を上手く使っている。

簡単に私の能力を紹介しよう。
雪女 主に氷を使っての針攻撃
悪魔 回復 不死身
悪弾を使っての攻撃
ってとこだ。
あくだんってなに?って聞かれると話が終わらなくなるので、そういう衝撃波の名前と思って欲しい。

「ねね!はるかちゃん!誕プレって何貰うの?」
「うーんまだ決まってないかな。。」
「じゃあさ、プリキュア変身セットにしてよ!それで私と一緒に遊ぼーよ!」
「おい、遥香はもう高校生だぞ。
それにプリキュア変身セット、お前が欲し いだけじゃん」
「はあ?そんなの分からないじゃん!!」
「まあまあ、2人とも落ち着いて。。」

とまあ、なんやかんやで楽しく暮らしてる。


とある日
孤児院に男の人2人が来た。
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