無気力な彼の甘い初恋。 ※短編
「、、は?」
今まで、苦しそうな表情をしていたのが今は驚きの色しかとらえられない。
「え、、ごめん!、、、やっぱ自惚れてた?」
彼の表情を見た私は、もうすっごく不安に駆られて急いで謝った。
気分悪くしちゃったかなぁ。
「、、、、あぁ、そーゆーことね」
突然圭がそうこぼしたかと思うと
「俺は、ちゃんと綾のことが好きだよ
毎日、綾のこと見てたし、貴崎と一緒に登下
校してるのみて苦しくなったり、した。
、、、、最近気づいた気持ちだから信じられな
いのも当然だと思う。
信じてもらえるようにこれから頑張りたい。」
と私の顔を見つつ、そう続けた。
「え、、ぇ、それほんとぉ?」
涙声になってしまったが、彼の言葉を確認したくて涙が溢れてくるのを我慢し聞く。
「ほんと、
いくら俺がめんどくさがりだとしても
好きじゃないやつと付き合わない。」
そう言ったかと思うと、彼の顔が突然私に近づき
私の口と彼のそれが
重なった。
「!?」
「、、俺だけが、綾の視界に写って、ヤバイ」
吐息混じりに、キスとキスの間でそんなことをいいながら私の口を貪る。
明らかに興奮している彼を感じつつ、今までの好きが溢れそうな、、ついばむようなキスを落とされる。
「ま、、まって、、、ほんとに苦しぃ、、」
永遠と感じるような長い口づけに耐えかねたのは
私だった。