Lost at sea〜不器用御曹司の密かな蜜愛〜
これがきっと"売り言葉に買い言葉"ってやつね……言ったそばから後悔を始めた。普通の恋愛だって上手くいかなかったのに、疑似恋愛なんて出来るわけがない。
しかしふとあの夜のことを思い出し、体の奥がキュンと締め付けられた。
「ねぇ、それって……その……体の関係も含まれるわけ?」
六花が尋ねると、宗吾は驚いたように目を見開いてしばらく考え込む。それからゆっくり口を開いた。
「さぁ……俺は大歓迎だけど、阿坂が嫌ならしない。子どもも別に望んでるわけじゃないしね。俺は隣にいてくれる心地良い誰かがいればいい。ただ結婚するからには確かに相性は大事だけど……まぁ体の相性が良いのはお互い確認済みか」
愛情も子どもも望んでるわけじゃないーーその言葉に心のどこかで気落ちしながらも、プレッシャーを感じずに済むのは有り難かった。
恋人だった男とは長いこと関係はなく、まだ肌を触れ合わせていた頃も、宗吾とのたった一夜の熱を越えるようなものはなかった。
馬鹿みたい……私たちに愛がないのはわかっているのに、あの激しく熱い絡み合いを期待している自分がいる。
体の関係自体には冷めた考えでいるかと思ったけど、内心は意識を失うほどの快楽を欲していたなんて……それくらいあの夜は六花を満たしてくれた。
しかしふとあの夜のことを思い出し、体の奥がキュンと締め付けられた。
「ねぇ、それって……その……体の関係も含まれるわけ?」
六花が尋ねると、宗吾は驚いたように目を見開いてしばらく考え込む。それからゆっくり口を開いた。
「さぁ……俺は大歓迎だけど、阿坂が嫌ならしない。子どもも別に望んでるわけじゃないしね。俺は隣にいてくれる心地良い誰かがいればいい。ただ結婚するからには確かに相性は大事だけど……まぁ体の相性が良いのはお互い確認済みか」
愛情も子どもも望んでるわけじゃないーーその言葉に心のどこかで気落ちしながらも、プレッシャーを感じずに済むのは有り難かった。
恋人だった男とは長いこと関係はなく、まだ肌を触れ合わせていた頃も、宗吾とのたった一夜の熱を越えるようなものはなかった。
馬鹿みたい……私たちに愛がないのはわかっているのに、あの激しく熱い絡み合いを期待している自分がいる。
体の関係自体には冷めた考えでいるかと思ったけど、内心は意識を失うほどの快楽を欲していたなんて……それくらいあの夜は六花を満たしてくれた。