フェチらぶ〜再会した紳士な俺様社長にビジ婚を強いられたはずが、世界一幸せな愛され妻になりました〜
――か、可愛い。けど、ダメダメ!
危うくキュン死しそうになってしまった穂乃香だったが、何とか息を吹き返し、反論を繰り出した。
「そ、そんな駄々っ子みたいなこと言ってもダメです」
だが何やら苦しげな表情で少々バツ悪そうにしながらも、異議申し立ててきた奏に再び組み敷かれぐっと腰を密着させられてしまい、状況は一変する。
「駄々をこねているのは穂乃香だろう。俺のことを受け入れて、こんなにも煽っておいて。今更なしだなんて言われても、もうおさまりそうにない」
確かに奏の言う通り、組み敷かれた穂乃香の下腹部に密着している奏のある部分は、滾るほどの熱を発し猛々しいほどの昂りを誇示しているかのよう。
「心配しなくても、穂乃香の看病のおかげですっかり回復してるし、元々体力には自信があるんだ。問題ない」
元々体力には相当な自信がおありになるらしい社長は、病み上がりだというのに、男性的機能は頗る絶好調であるらしい。
――イヤイヤ、だからって、病み上がりの社長に無理はさせられない。
そう思う一方で、奏が穂乃香に欲情してくれているのだと思うと、嬉しくもあるし、応えてあげたいとも思ってしまう。
さっきだって、元婚約者の言葉に囚われそうになっていた穂乃香を救い上げてくれたのは奏だ。
だからこそ、奏にすべてを委ねてもいいと思ったに違いない。