フェチらぶ〜再会した紳士な俺様社長にビジ婚を強いられたはずが、世界一幸せな愛され妻になりました〜
「ひゃんッ⁉」
思わず頓狂な声を放ってしまった穂乃香だったが、気づけば奏の眼前で一糸まとわぬあられもない姿を晒してしまっていた。
それだけでも羞恥でどうにかなってしまいそうだというのに、欲を孕んだ熱っぽい視線で奏にマジマジと見下ろされている。
とんでもない羞恥に苛まれ全身を真っ赤に染め上げた穂乃香は、無駄な抵抗だと思いつつも、ふくよかな胸元を両腕で隠して両膝を擦り合わせ身悶えるのがやっとだ。
それなのに奏は優れた嗅覚と意地悪な言葉とで、穂乃香の羞恥をなおも煽ってくる。
「まだ胸だけだというのに、もう濡れてるんだな。穂乃香の甘くていやらしい蜜の匂いが漂ってきて、滾る。俺の愛撫で穂乃香が感じてくれている証だと思うと嬉しくて仕方ないよ」
「や、ヤダッ! 違うっ!」
即座に否定したのものの、視認するまでもなく秘めた場所から蜜がとろりと滲み出る感触が自分でもわかる。恥ずかしくて仕方ないのに、そう思えば思うほど、下腹部の奥がズクズクと疼いてしまうのを自分では制御できない。
途轍もない羞恥に見舞われてしまい、泣き出しそうになっている穂乃香に、奏はまだまだこんなもんじゃないとばかりに、表情と同じ嬉しそうな声音で意味深な台詞を繰り出してくる。
「穂乃香に記憶がないのは残念でならないが、穂乃香の素直な身体は、俺と過ごしたあの夜のことをちゃんと覚えてくれているようで、それが何より嬉しいよ。素直で可愛い穂乃香の身体には、たっぷりとご褒美をあげないとな」