フェチらぶ〜再会した紳士な俺様社長にビジ婚を強いられたはずが、世界一幸せな愛され妻になりました〜

 同時に穂乃香の唇に微かに唇を重ねたままの奏の声音と、粘着質な水音が響き渡る。

「やはり穂乃香は胸を弄られるのが好きなんだな。溢れた蜜でもうぐちゃぐちゃだ」

 その意地の悪い声音と自身の身体から奏でられた淫猥な響きに、穂乃香の羞恥が最大限に掻き立てられる。

 カアッと全身を紅潮させた穂乃香だったが、続いて裂け目の上部を指の腹で強く押し潰されてしまう。

 その強い刺激に全身を貫かれ、ビクビクンッと身体を跳ね上げた穂乃香は、羞恥どころではなくなっていた。

「はぁ……やっ、ああんっ」
「穂乃香の達したときの甘い声も、とろとろに蕩けたイキ顔も可愛くて堪らない」

 奏の唇から零れ落ちた甘やかなバリトンボイスに、言葉で反応するような余裕など穂乃香には一切ない。

 一夜を共にしたことで穂乃香の身体を知り尽くしているらしい奏は、実に的確に弱い箇所ばかりに狙いを定めてくる。

 あの夜の記憶のない穂乃香に、思い出させようとするかのような奏の優しくも容赦のない執拗な攻め立てに、穂乃香の身体は抗うことなく、愉悦の波に翻弄されたゆたい続ける。
< 122 / 254 >

この作品をシェア

pagetop