フェチらぶ〜再会した紳士な俺様社長にビジ婚を強いられたはずが、世界一幸せな愛され妻になりました〜

 驚きに目を見開き、あられもない声音を放った穂乃香の視界には、大胆に開脚した自身の股ぐらに端正な顔を埋めて、美味しそうに窄ませた舌で何とも淫靡な水音をたてつつ味わっている奏の姿が映し出されている。

「あんっ……やぁ……だ、あっ……はぁん」

 とんでもない羞恥に襲われ真っ赤になった穂乃香は、今にも爆ぜてどうにかなってしまいそうだ。

 だというのに、圧倒的な色香を湛えた端正な奏の相貌に惹きつけられてしまった穂乃香は、どういうわけか目を逸らすことができない。

 ならいっそ、このまま高みに押し上げられて意識を手放せればいいのに。

 そう思うのに、穂乃香の意識を繋ぎとめようとでもするかのように、奏は啜りあげるだけで、触れて欲しいと思う場所には触れてなどくれない。

 散々喘がされた上に焦らされているせいで、お預けを食らっている最奥が切ないぐらいに疼いてしまう。

 早く満たして欲しいと催促でもするかのように、裂け目までもがヒクついてどうしようもない。

 ――もうヤダ。焦らさないで! 早く満たして。

 奏にそう訴えたくとも、いつもの頑固さと微かに残った理性と羞恥とが邪魔をする。

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