フェチらぶ〜再会した紳士な俺様社長にビジ婚を強いられたはずが、世界一幸せな愛され妻になりました〜
始めはシャワーを浴びながら身を寄せ合い濃厚なキスを交わしていた。
船内でも飽きるほど交わしていたというのに、何度交わしても交わし足りないのだ。
幾度も幾度も啄まれ、咥内を蹂躙されているおかげで、どこもかしこも性感帯にでもなったかのように、気持ちいい。
「んっ……ふ、んぅ」
湯気が充満した浴室には、互いの吐息と穂乃香の鼻にかかったような艶めかしいあえかな声音とシャワーヘッドから降り注ぐ湯の音とが響き渡ってゆく。
キスだけでとろとろに蕩かされてしまった穂乃香の腰は砕け、奏の支えなしではもう立ってさえもいられない有様だ。
自分で身体を洗おうにも足元がふらついて心許ない。よろけた穂乃香を抱き留めた奏が嬉しそうに声を弾ませ、不埒な提案をしてくる。
「おっと、危ない。転ぶといけないから洗ってあげるよ」
当然、恥ずかしさを覚えた穂乃香は即座に断ろうとしたのだが……。
「……い、いえ、大丈夫です。自分で洗えますから」
結局は、えらく張り切った様子の奏に押し切られてしまう。
「遠慮するな。綺麗にしてやるから、ほら」
「――あ、ちょっ、や、あんっ……!」
背後に立った奏によって、穂乃香が手にしていたスポンジは床へと放たれ、ボディソープを纏った大きな手のひらで見る間に豊かな双丘をすっぽりと覆われてしまっていた。