フェチらぶ〜再会した紳士な俺様社長にビジ婚を強いられたはずが、世界一幸せな愛され妻になりました〜

 奏の言葉に羞恥を煽られ身悶えつつも、『やっと触れてもらえるんだ』そう期待していたのに、肩透かしを食らった心地だ。

 だが穂乃香が落胆した不意を突くようにして、次の瞬間、泥濘んだ場所に、奏が滾るように熱くなった自身の昂りを卑猥な音を立てながら宛がってきた。

 穂乃香がハッと息を詰めるとともに、滾りに滾って剛直と化した熱塊が溢れかえったものでベールのように覆われた隘路を勢いよく往き来する。

 なんとも淫猥な音色を響かせつつ、覆われた場所に淫靡なキスを仕掛けてくる。

 奏の滾りに滾った欲望の化身とそれとが淫らな口づけを交わすたび生まれくる、電流のような強い快感を甘受した穂乃香は嬌声を放ち、白い喉を晒して身体をぞくぞくと慄かせた。

「や、ひゃ、あぁんッ……!」

 その合間にも、背後から穂乃香のたわわな両胸の膨らみを揉みしだきながら、意地の悪い台詞で穂乃香の羞恥をことごとく煽ってくる。

「穂乃香、そんなに腰を動かしたら、ナカに入ってしまう。それとも俺が早く欲しくてわざと誘ってでもいるのか?」

 穂乃香が即座に否定しようとするも、絶え間のない淫靡なキスのせいで言葉をうまく紡ぐことができない。

「ち……ちが、やっ、はぁ、あ、ああぁんっ」

 それどころか、せめて背後の奏の視線から逃れようと前を向いた刹那。正面に設置されている大きな鏡に視線が行き着いてしまう。

 たちまち穂乃香は全身を紅潮させて固まってしまっていた。

 なぜならそこには、自身のあられもない痴態が鮮明に映し出されていたから。

 その様を目の当たりにしてしまった穂乃香は、これ以上にないくらいの羞恥に苛まれてしまうのだった。

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