フェチらぶ〜再会した紳士な俺様社長にビジ婚を強いられたはずが、世界一幸せな愛され妻になりました〜
凄まじい快感を甘受した衝撃によって、穂乃香の身体は弓なりに大きくしなり跳ね上がる。
奏の支えがなければ、きっと浴室の硬質な床にダイブしていただろう。数秒ほど引力に逆らって浮遊する感覚を覚えたが、奏の逞しい胸板へとしっかりと抱き寄せられていた。
たちまち奏の匂いとあたたかな体温とにほわんと包み込まれる。
この上ない安堵感と心地よさをじっくり噛みしめる暇もなく、奏の歓喜に満ちたバリトンボイスが穂乃香の鼓膜を甘く震わせた。
「派手にイッたな、穂乃香。それにしても、俺を受け入れた途端にイクなんて、穂乃香はなんて可愛いんだ。それに、この締め付け。俺のを咥え込んで離そうとしない。それどころか、もっともっとと強請ってでもいるように締め上げてくるのが、どうにも堪らない」
眼前に、閃光こそ飛び交ったが、どうやら意識は手放さずに済んだようだ。
だが盛大に達したばかりの穂乃香の耳には、奏の声が入ってくるだけで、その内容のすべてを解読するまでには至らない。
けれどこれまでの経験と、声のトーンからして、奏が称賛の言葉を並べ立てているだろうことが窺える。
加えて、奏の大きく硬い昂りを受け入れたままの蜜壁がみだりがましく絡みついて蠕動している様が、ダイレクトに伝わってくる。
こうしているだけで、奏の分身の形がハッキリとわかってしまうほどに。
これまでの穂乃香なら、羞恥に苛まれてしまっていたに違いない。
それがどうだろう。そんな自身の淫らな反応でさえも、奏とひとつになれた証のようで、嬉しくて仕方ないと思えてくる。
奏と身も心もひとつに繋がり合えただけでこうも違ってしまうのだろうかと、感心してしまうほどに何もかもが違っているようだ。