星空の下で
「本好きなんだ?」
「…うん。」
「そっか…。」
話すことが見つからない。
彼女は驚くほど無口だった。
俺もお喋りな方ではないから、
会話に苦労する。
その時、向こうから
仲間が呼んだので
俺は華恋に手を振った。
華恋は笑っていた。
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