星空の下で
保健室。
華恋はソファに座っていた。
「本人の口から話したいって。
もう起きてるから、
話すといいよ。」
そう言って華恋は
保健室から出て行った。
俺はカーテンをめくった。
「…よぉ。」
「意外と元気だな。」
「よぉある事やねん。
堪忍な、カッとなると
抑えきれへんねや。」
「…病気?」
「気付くのおっそ。
ちらちら匂わせてた
っちゅうのに。」
「解りにくいよ。」
「生まれつきでな、
昔からよぉ倒れて
周りに迷惑かけててん。
あーあ、
最近調子良かったんに。
…やってられんわ。」
俺は何も言えなかった。
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