チカ先輩のお気に入り。
────────────────
────────
「テスト終わった……っ!!」
あれからテスト最終日。
最後の教科が終わり大きく背伸びをする。
やっと……っ解放された……っ!!
「お疲れー三倉ちゃん。俺テスト散々だったよ」
「お疲れ!私めっちゃできたよ!!」
「まじ?」
伊緒くんが私に声をかけてきて、自信満々に答える。
悔しそうな顔をした伊緒くんにエッヘン!とニコニコする。
「まあ、どうせ他二人は俺と同じだろうし」
「一緒にすんなよ」
「じゃあお前らテスト出来たんか?」
「赤点に決まってんだろ」
「なんでそんな堂々としてんの」
伊緒くんとの会話が聞こえたのかまやちゃんと花菜ちゃんが混ざってくる。
伊緒くんが二人にテスト出来たかどうか投げかけると、堂々と赤点宣言するもんだから思わずツッコんでしまう。
「……あ、私もう行くね!」
「バイバイ雪桜」