運命の恋を、君と…
一時間後━━━━━━

バン!!と玄関のドアが開き、俊英が帰ってきた。

「蓮花!!」

「あ!俊英!
おかえりな━━━━━うぐっ!!?」
あっという間に抱き締められた、蓮花。
背の高い俊英の胸に顔が埋まる。

「やっと、会えた……!」

「俊…英…苦し……」

「あ、わりぃ…」
蓮花を離し、顔を覗き込んだ。

「おかえりなさい、俊英!」
「フフ…ただいま!」

「俊英、ごめんね。
疲れてるのに、こんな無理させて」

「いや、俺の方が会いたかったから。
蓮花と同じ気持ちだったんだ。
たまたま蓮花がメッセージをくれたからってだけ。
無理なんかしてない!」

「そっか!良かった……!
…………フフ…でも、ほんと私達って……
おバカカップルだよね(笑)」

「ん?」

「だって、たった二日だよ?
たった二日会ってないだけで、こんな何十年も会ってないみたいに抱き締め合って(笑)
再会した時の方が、さっぱりしてたかも?(笑)」

「あー、そうだな(笑)
…………でも…しゃーねぇじゃん!
日に日に……いや、時間が経つごとに、好きになってんだから!」

「フフ…」

「……………蓮花、寂しかった?」
クスクス笑う蓮花の頬を撫でながら、目の中を覗き込むようにして言う俊英。

「え?あ、まぁね…」

「だろうな!
この姿見れば、一目瞭然だな(笑)」

「へ?
……………あ!!?」
蓮花は、俊英のTシャツを着ていた。

「フフ…そんな寂しかったんだ?俺のTシャツ着るくらいに」

「あ、あれれー?
これ、俊英のだったんだー
やけに、大きいなぁって思ってたんだー」
目が泳がし、棒読みの蓮花。

「………」

「な、何?」

「その言い訳、無理があるぞ?」

「………だ、だよね…/////アハハ…」

「………素直に言え!」

「寂しかったよ?
凄く……」

「俺も……」

「……/////」

「…………なぁ…蓮花、どうしたい?」
呟くように白状する蓮花にキスをして、額をくっつけた。

「え?」

「今から、俺と何したい?」

「え?/////」

「ほら、今、頭の中で想像したこと言って?」

「……/////」
(い、言えないよぉ/////
抱かれたいなんて……/////)

「言わねぇの?」

「……/////」
顔を赤くし、視線を逸らす。

「言わねぇなら、俺のしたいことしていい?」

「え?何を?」


「そんなの、決まってる。
━━━━━━抱かせてよ………!」

そう言って俊英は、蓮花を抱き上げて寝室へ向かった。
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