結婚直後にとある理由で離婚を申し出ましたが、 別れてくれないどころか次期社長の同期に執着されて愛されています
父が申し訳なさそうに、おずおずと紘希をうかがう。
「はい。
僕も純華と同じ気持ちです。
まわりがどう思おうと関係ない。
お父さんは僕の、自慢の義父親です」
力強く紘希が言い切る。
それで父の頑なな気持ちが、緩んだように見えた。
「じゃ、じゃあ。
ああ、でも。
僕はこんな格好だからな……」
ほっと嬉しそうに笑った父だが、自分の服装を思い出して情けない顔になる。
「大丈夫です、準備してありますから」
紘希が意味深に、片目をつぶってみせる。
きっと彼は、最初からその気だったのだ。
だから、普通なら入れない結婚式当日の朝に父との会見の場を設け、そのままここに連れてきた。
こんなの、素敵な旦那様過ぎて、何度でも惚れちゃうよ。
着替えた父と、聖堂のドアの前に立つ。
まさか、父と一緒にバージンロードが歩けるなんて思ってもいなかった。
今日一番の、サプライズだ。
ドアが開き、父に腕を取られて一歩を踏み出す。
その先では紘希と、彼とお揃いの衣装でおめかししたイブキが待っていた。
歩くあいだ、今までの出来事が頭の中を流れていく。
勢いで結婚したあと、紘希がアイツの身内と知り、即離婚しようとした。
紘希は全然、聞いてくれなかったな。
「はい。
僕も純華と同じ気持ちです。
まわりがどう思おうと関係ない。
お父さんは僕の、自慢の義父親です」
力強く紘希が言い切る。
それで父の頑なな気持ちが、緩んだように見えた。
「じゃ、じゃあ。
ああ、でも。
僕はこんな格好だからな……」
ほっと嬉しそうに笑った父だが、自分の服装を思い出して情けない顔になる。
「大丈夫です、準備してありますから」
紘希が意味深に、片目をつぶってみせる。
きっと彼は、最初からその気だったのだ。
だから、普通なら入れない結婚式当日の朝に父との会見の場を設け、そのままここに連れてきた。
こんなの、素敵な旦那様過ぎて、何度でも惚れちゃうよ。
着替えた父と、聖堂のドアの前に立つ。
まさか、父と一緒にバージンロードが歩けるなんて思ってもいなかった。
今日一番の、サプライズだ。
ドアが開き、父に腕を取られて一歩を踏み出す。
その先では紘希と、彼とお揃いの衣装でおめかししたイブキが待っていた。
歩くあいだ、今までの出来事が頭の中を流れていく。
勢いで結婚したあと、紘希がアイツの身内と知り、即離婚しようとした。
紘希は全然、聞いてくれなかったな。