私を助けてくれたのは○○(な)不良でした
音楽室

ガラッ
天月「あっぶねーギリギリ」

そう言って天月は自分の席に着く。

女子生徒「紅ちゃん待つって言ってなかった?」

隣の席の女子生徒がそう天月に声をかける。

天月「何言ってんの?紅は先行かしたけど…」

天月がそう言うと女子生徒は

女子生徒「紅ちゃん来てないよ」

と、言う。

音楽教師「始めますよーあら?清勝さんは?」

天月「俺が鍵閉めとくから先行っていいって言ったんで先に言ったはずなんですけどいません」

音楽教師「おかしいわねぇあの子はサボるはずないんだけど…とりあえず職員室に連絡いれるので、先始めましょう」

そう言って音楽の授業が始まる。




紅は音楽の授業どころか下校時間になっても帰ってこない。

麗華「兄さんっ紅さんいなくなったって本当?」

天月「本当、俺は今から探しに行くから」

麗華「でも、どこにいるかわからないんじゃ」

天月「いや、アテはある見つかったら連絡するから先生連れてきて」

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