御曹司は部下の彼女に仕事も愛も教えたい

 「なによー、博士ひどい」

 私が彼の腕を軽くたたいたら、笑ってるし。もう。

 私を好きだったというのは実は嘘だったんじゃないの?

 佐知は私達を見て、うらやましそうにしてる。そんな心配いらないよ。頑張れ、佐知。

 「仲いいよね。ホント。うらやましい」

 「篠崎とも仲良くやろう。これから頼むな。誰かさんより、頼りがいがありそうだし」

 佐知が赤くなってる。博士、分かって言ってる?

 「おい、水川。あっちで誰かさんが睨んでるぞ」

 後ろを振り向くと、本部長。なんでじっとこっちを見てるの?
 私が頭のうしろに?マークをつけて彼を見ると、手招きしてる。何なのよ?
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