御曹司は部下の彼女に仕事も愛も教えたい
低い声でそう言うと、睨むように私を見てくるりときびすを返して出て行った。
何だったの?私こんな人に嫉妬してたの?なんか、がっかり。
彼は私の顔を見て笑った。
「ほらな。だから言っただろ。相手にもならない。昔はあそこまでじゃなかったんだがな」
そういう彼を見て、私は腕をつねった。
「痛い、何するんだよ」
「反省して下さい。二度とこういうことのないように……」
「何を反省するんだよ?俺は悪くない」
「もう。いいですか?むやみやたらにあちこちでいい顔しないでください。それでなくてもモテるのに……」